ラテン5種目の中で唯一、長いスカートを着用して表現するのは闘牛、フラメンコなど。情熱的で勇ましい種目といえばパソドブレです。

社交ダンスのパソドブレとは?

パソドブレはラテン種目の中でも独特の雰囲気を放っています。 そもそもパソドブレという言葉は「ダブルステップ」というスペイン語。 1,2,1,2・・・という行進曲に合わせて踊ります。 そのためボディで独特のシェイプをし、力強く踊ることが求められるのです。 また、女性はパソドブレ専用のスカートを着用して踊ります。 その動きは闘牛に使われるケープやフラメンコを模していて、そのスカートさばきも美しいパソドブレかどうかの判断材料になります。

New York Dance Festival 2016でのパソドブレ決勝戦

New York Dance Festival 2016にて、パソドブレの動画です。

Riccardo Cocchi & Yulia Zagoruychenkoによるパソドブレ・デモンストレーション

こちらはRiccardo Cocchi & Yulia Zagoruychenkoのパソドブレ・デモンストレーションです。 他の種目と比べて特徴的なボディシェイプと男性の勇ましさに目がいってしまいますね。 情熱的な間奏部分にも注目です!いつものパソドブレの曲、"España Cañí" (エスパーニャ カーニ)しか聞いたことない人にもオススメです。

パソドブレの歴史

パソドブレの発祥の地はスペイン。闘牛が始まる時の入場曲として使われていました。 そんなパソドブレは、「スパニッシュ・ワンステップ」で民衆の間にジワジワと広まります。 それが流行の最先端であるパリに広まったのは1920年代のこと。 それを皮切りに世界中に浸透していくのですが、名前は音楽名のパソドブレが定着しました。 競技ダンスや社交ダンスでは、男性は闘牛士(マタドール)を。 女性は闘牛やフラメンコ、カポーテと呼ばれる闘牛で使われる赤い布を思わせるようなステップがありますよね。 これは、第二次世界大戦を終えたイギリスにて、ダンス教師協会がメインとなり考案されたと言われています。 ちなみに、パソドブレでは男性が主役・・・と言われています。 他のラテン種目は女性がメインと言われていますが、パソドブレはあくまで闘牛を模した踊り。 女性の華やかさにも目がいかないわけではありませんが、他のラテンダンスとはまた違った味わいのある種目です。